2014年10月12日日曜日

2014.10.11(土) 霰ヶ山(1074.1m)撤退 登山 

2014.10.11(土) 霰ヶ山(1074.1m)撤退 登山 
天候晴れ 6.4km 8,644歩 5時間17分 ↑441m ↓434m 1

津山8:3437km 57分⇒9:33大仙屋敷駐車9:4010:37休憩10:4512:01境界尾根12:1012:19林道合流→12:28環状林道合流→12:36頂上尾根撤退→13:06境界尾根昼食13:3914:25休憩地→14:46堰堤上方へ下山→15:00駐車地15:1071.3km 大平峠擂鉢山登山口経由 1:52分⇒17:07津山着

今日までが晴れ予報
先日湯原の三坂山 大山道を歩いた。今日はその折り北に見た霰ヶ山(山頂は鏡野町)へ挑戦してみよう。時間が有れば擂鉢山も訪ねてみようと二座の地形図を用意した。


湯原回りで訪ねるのは遠回り。ガイドブックにも富の大仙屋敷ルートが有ると書いてある。
地図で見ても道があるようだ。

富から富西谷へ、野土呂温泉の下をちょっと過ぎた所に大仙屋敷の標示看板があり、余川の流れを渡った所にある屋敷跡に駐車させていただく。

林道を西に向け谷筋へ入ると田んぼに沿った道になり、すぐに砂防堰堤が左側に現れる。150mほどすすんで、位置確認すると先ほどの堰堤の下で渡渉するようになっている。引き返し先ほどの田んぼの上の橋を渡って対岸の植林に上がるが、道らしきものは見当たらない。(地形図と照らし合わせると、此処は堰堤上を渡るようになる。実際降りて無いので渡れるかどうかは解らない。)
駐車地

林道起点

林道折り返し

地形図ではここを渡る様になっている

堰堤下を渡る

ヨメナ

再度位置確認して堰堤までとりあえず行くことに。堰堤の右岸に着いて道を探すが見当たらない。仕方ないので、地形図頼りで谷を遡行することにした。倒木があらゆる方向に倒れ、道らしきものはまったく見つからない。前進するのが一苦労だ。
堰堤右岸

道が無い

倒木に阻まれる

取り付きから難儀だ。今日は先が思いやられる。最初から道が無い。1.3km先で、町村境の尾根に出るはず、そこまで何とか頑張ろう。そこで如何するか思案だ。途中で道があれば頂上にも着けるだろう。

1037分スタートから1時間、位置確認すると750mしか進めてない。後でGPSで見ると1.5km歩いている。倒木や難所を避けて迷走しているから仕様が無い。境界尾根までほぼ中間地点。荷を解いて休憩する。
休憩地

モミジガサ

モミジガサの葉を虫が食って破れ傘になっている。休憩が気分転換になり、花が目に付いた。

さてもう一踏ん張り。沢筋の遡行は水溜りや岩そしてイガイガがあるし、斜面に逃げれば倒木が行く手をさえぎる。迷走が続く。1段上に上がる急な沢を登ると、地図にある平地に出た。
 
作業道痕跡
平地最深部に有った車回しの痕跡

此処は植林の手入れがしてあり、さくさく進めちょっと得した気分。作業道痕跡もあり車回しの跡も有った。平地を抜けしばらくはなだらかに進めるが、だんだん谷筋が細くなり大岩が折り重なって進めなくなる。右側の斜面に取り付く。右斜面が風ウラだったのか倒木が少ない。左斜面は倒木が多い。
沢源頭部

谷筋に沿って急な斜面をトラバース気味に登ぼってゆく。最後は沢に出て沢を詰める。崩れた沢筋を突破して急登を上り詰め12時ちょうど境界尾根上に着いた。反対側は湯原だ。ここまで2時間20分、歩行3km地図での計測距離は1.3km随分時間が掛かってしまった
 
鏡野・湯原の境界尾根に出た

湯原側の林道に下りる

しばらく尾根を行くと湯原側から来る林道が下に見えだす。林道に降り、300m程すすむと山腹を回る環状林道に合流した。切り通しがあり湯原側に回りこんで、頂上に続く尾根に上がる。
林道の奥に霰ヶ山
環状林道切通しへ合流
頂上尾根に取り付く
踏み跡らしきものは無い 撤退を決める

ここでブナ林から伸びた踏み跡が降りてきていると思ったが、道は無い。
時間は12時半。周りはブッシュ帯、残り標高170mこのまま進んでも1時間では着かないだろう。食事をすれば30分はかかる。下りも2時間はかかる、30分は余裕を見ないと迷うこともある。4時ぐらいには薄暗くなるので、それまでには下山したい。残念だがここで引き返す。
 
富栄山 野土呂温泉が見える

紅葉と富栄山

雨乞山

櫃ヶ山

センブリ

撤退を決めて林道を下り、出てきた境界尾根に登り返してお昼にした。20分で休憩・お昼・カフェも済ませ、13:40下りに向かう。
 
切り通しから富栄山

ヤマシロギクorヨメナ?

イタドリ

ゴマナ

境界尾根に再び登る

昼ログ

昼食

下りは登ってきた経験で植林帯を、谷を見下ろしながら下り、歩きやすい獣道をトレースする。登りも獣道は重宝したが、谷筋を離れることを避けたいので、断続的な利用をした。
 
登りで休憩した地点へ着いた

尾根沿いにくだる楽ちんだ

最後は谷筋から離れ、尾根に沿って歩きやすい植林の獣道を降りた。堰堤池上方の朝間違え、折り返した林道に14:46分降り立った。今日2度目の林道を下り駐車地へ14:55分無事帰着した。下りは1時間強で下っていた。
今朝間違えた林道に出た

堰堤横を再び下る

アケボノソウ

ツリフネソウ

アキチョウジ

ミツマタ

今朝入った道

結局登りは、道を探して歩きにくい沢や風倒木の中を進み時間をロスした。歩き易い尾根に沿って登れば時間も短縮出来、環状林道から上の登りもクリアできたと思う。
 
田んぼが見えた

ナワシログミ

大仙屋敷に着いた

次回は今回の経験を生かし頂上を踏みたい。
今日も5時間お山で遊ばせてもらいました。
無事の下山を感謝します。お山の神さんありがとう。
今日も最後までお付き合い、ありがとう山でした。


1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

今日は敗退したが、いずれリベンジするつもりです。楽しみは先に延ばすのも楽しいー。