2013年4月27日土曜日

25.4.26(金) 伯州山(1,045m)登山


25.4.26(金) 伯州山(1,045m)登山 曇時々霰
 
津山8:50➩駐車地9:45→登山口1050→沢渡り1119→山荘1143→頂上1151→11:58山荘1212→遊歩道合流1329→滝谷林道合流1342→最奥民家着1354→駐車地1400➩越畑経由➩美作中央林道経由➩津山1710
 4h10m 1人 11,099歩 約7㎞ ↑↓320m

イワウチワも最後だろうと出かけてみた。昨年同様本谷コースから滝谷に下る予定で歩き始める。
本谷林道を遡行する
photoクリックしてスライドショー

簡易水道施設が有る

今日は金曜だが車は6台ぐらい、それぞれ空き地に駐車しておられる。自分が7台目ぐらいだ。昨年駐車した広くなった道の路肩に駐車する。

昨年は雪があって帰りに車が脱出出来るか心配したが、今回はまったく雪は無いので安心だ。
因みに昨年は4月24日に訪れている。やはり今年は春が早いようだ。

本谷を遡行するが、足元に、ネコノメソウやコチャルメルソウそしてキクザキイチゲとブルーの美しい花が競うように咲いているのに出くわす。早速撮影会だ。

谷川に沿って林道を登っていく。記録のため渓流を撮っておこうと思った瞬間、コバルトブルーに輝くカワセミが渓流を飛行していった。あわててシャッターを押そうと思ってみたが、フォーカスできなかった。

再び遭ったらシャッターを押そうと、渓流を気にしながら歩くが、チャンスは2度と来なかった。何か経過を記録しようと思って、ふきのとうか、ショウジョウバカマを探していると、ピンクの花が目に付いた。

なんとこんなところにイワナシが。よく見ると周りにも何株か有る。丁度花もつけている。頂上周辺にあると思っていたのでラッキー! 早速撮影する。

昨年は舗装が途切れる手前から雪の上を歩いたが、今日は登山口まで簡単に歩けそうだ。それでも登山口手前まで来ると日陰に残雪がある。
残雪がアーチ状に残った

林道終点 残雪が有る
登山道入口
去年の4月24日

ヒキガエルが、水溜りに何匹も集まっていて、卵を産み付けているが、ヤモリも何匹も居て、蛙の卵を食べている。

フキノトウの蕾が少しあったので、数株いただいて、子どもたちの帰省にあわせて、春の山菜料理をご馳走しようと思う。

登山道に入って少しいくと雲行きが怪しくなってきた。合羽を着て雨に備えることにする。
昨年は怖かった沢





これは昨年の状況

今年も下の方に雪が残っている

頂上稜線手前の根曲がり竹

昨年は雪のアーチを恐る々渡った、稜線に出る手前の沢は、今年は何の変哲も無い谷川になっていた。

頂上稜線直下の雪の斜面だったところには、今年も谷底に雪が沢山残っている。根曲がりだけの中のスミレを撮りながら稜線に出る。
上空は黒雲

下りに通る尾根

頂上は雲に隠れている






伯州山荘到着

伯州山荘へ着いたが先客がおられ、中で調理をされておられる。スルーして頂上へ向かう。頂上は天気が下り坂で、鳥取側は黒い雲が覆ってきている。

冷たいダウンバーストが吹いてきたので早々に下りに向かう。頂上ではご夫婦と、単独行の男性にお会いする。山荘に降りて、昼食のお握りをぱくついていると、雷鳴と霰が降り出し、積もるぐらいの嵐になる。頂上から3人、先客のパーティー5・6人と自分、みんなで霰宿りだ。
頂上に到着 風が冷たい

上から冷たい風が降りてくる
赤和瀬集落はお天気
真ん中の稜線がスキー場につながる尾根




あっという間に霰が積もった



10分くらいで小降りになった、そそくさと、イワウチワの尾根筋に突入するが、昨年以来まったく案内らしきものが無い。それはそれで好ましいことかも知れないが。

今年のイワウチワ道は、花は少し終わりかけているが、ずっと道の両側で愛想をしてくれる。遊歩道に合流してからも、滝谷登山道入口のすぐ手前まで,賑やかに付き合ってくれて、長い々イワウチワ道だ。
尾根道をイワウチワロードへ向かう

足元はこんな状況

ブナが芽吹いている



遊歩道まで下った。

また霰が降ってきた





滝谷登山道と合流

民家の横まで下った









愛車が待っていてくれる

 最奥民家まで帰って来ると、ここにもキクザキイチゲの群落が待っていてくれた。駐車地に帰って、濡れた合羽を脱いで、帰りは、奥津から越畑に超えて、美作林道を黒澤山に下り山道ばかり通って津山に帰った。

 途中で、タラの芽・コシアブラ・蕨を取って蕗の薹とあわせて連休の山菜料理にしてもらうつもりだ。お連れ様、よろしくお願いします。・・・・遍照金剛・・・


ログ荒れてますねゴメンなさい

本日の草花木そしてヒキガエル


キクザキイチゲ

ネコノメソウ

ヤマエンゴサク(ケシ科 キケマン属)

ヤマエンゴサクとキクザキイチゲ

ネコノメソウとコチャルメルソウ

割れ目にショウジョウバカマ

イワナシ




ツクシ

キブシ

ハンノキ (カバノキ科 ハンノキ属)

フキノトウ2態

不思議な色

スミレサイシン

コブシ

ヒキちゃん母さん

ちゃっかり頂くイモリたち

ツルアリドウシ

スミレの一団

エンレイソウ兄弟?

スミレの兄弟?

ミヤマカタバミ

ユキザサ

頂上付近のイワナシ

濡れたイワウチワ

イワウチワの群生

けなげに濡れて咲いた

キクザキイチゲ


透けて見えるブナ
両生類嫌いな人はゴメンなさい。
投稿60枚最後までお付き合いくださり有難うございました。