2013年9月26日木曜日

2013.9.24(火) 道後山(1,271m)・岩樋山(1,271m)周回

2013.9.24(火) 道後山(1,271m)・岩樋山(1,271m)周回
津山6:00⇒落合IC132.1km825道後山キャンプ場ⓟ840:→休憩舎921→道後山・岩樋山分岐923→岩樋山・道後山鞍部分岐948→大池1030→道後山1120→鞍部1143→岩樋山11571230休憩舎昼食12501320キャンプ場駐車位置1345⇒院庄IC129km⇒津山1600
 1人 11,112歩 約6.5㎞ ↑264m288m 525m 



連れの腰痛はまだ治癒しない、1人偵察隊で、広島県の道後山に秋の花見に出かけてみた。自分としては早起き、530に起き出して6:00発だ。途中のコンビニでおにぎり弁当を買出しして落合から高速道で東城ICまで走る。

私がリンクさせていただいているブログ仲間の先輩諸氏も良く歩かれているので、いつか出かけてみようと思っていたが、ついに思い立つことが出来た。情報を見てみるとなだらかで、草原の花が多いようだ。猫山には十数年前にスキーの研修会に行った記憶があるが、そのとき以来になる

2時間25分、132km走行して道後山キャンプ場に到着、スキー場リフトの終点から、さらに少し登ったところに月見が丘と言う丘があって、その周辺がキャンプ場になっている。
駐車場に帰って撮り直したゲンノショウコ
標高が1000mあり、岩樋山の中腹に位置する。いつものように記録代わりのシャッターをアカバナのゲンノショウコに向け押すが、マニュアルモードになっていたのか、白とびしていて全く駄目だった。
トイレの横から取り着く
こんな感じの山道
トイレの横にキャンプ場の道がありそこから取り付く。しばらく進んで砂防堰堤を越えると本来の登山道に合流して登って行ける。ツリフネソウ、ゴマナ、ミゾソバ、ミズヒキ、ワレモコウ、オタカラコウなど見ながら広葉樹の木陰を気持ちよく進む。
途中でツリバナの木が数本、沢山実をぶら下げている。こんな光景は初めてだ。

1km弱で休憩舎に着く
山腹を南側に回りこんだところに、休憩舎が立っていて南側に広島の山々や猫山の景色が広がる。ガマズミと、ウツボグサの写真を撮っていると、年配のご夫婦が到着された。今日は少し暑いですねと、挨拶を交わして、先に進む。

すぐに道後山と岩樋山の分岐が有る
2分ほどで道後山へ近道1.7kmと書かれた分岐に出る。ここは、岩樋山直登ルートと山腹を回りこんで道後山に向かうルートの分岐となる、月見が丘の駐車場から0.8kmの地点だ。

山腹の登山道
イチイの木 純林を作っている
林の途切れから猫山が見えた
ここでは、山麓ルートを選択し、帰りに岩樋山へ登る予定。ミズナラ、クリ、カシワ、マユミ、サワフタギ、クロモジなどの木陰を、なだらかな土の登山道が伸びていて、気持ちよく歩ける。ネジキの木肌などを確認しながら気持ちよく進んでいると、イチイの大木がある、消えかけた看板がついているのでそれと知れる。このあたりはイチイ林になっていて、これも目新しい光景だ。

稜線についたようだ
潅木林が途切れてくると、山頂尾根に出る。指導票の立っている石の段差を何気なく超えてみると、東西に伸びた石コロの土手であることがわかる。石を積み上げて牧柵としていた名残で、西の岩樋山に延びている。


道後山と岩樋山の鞍部に出た。この縦走路からまた石の柵を越えて、今度は下り気味に道後山山腹を大池方面へ巻いて行く。マツムシソウ、ウメバチソウ、ツリガネニンジン、センブリ、シラタマノキ、アケボノソウ、ヤマラッキョウなど山の花々を見ながら下ってゆく。
稜線から岩樋山を振り返る




こんな石の柵が延びている

大池分岐に着いた 手前に石の柵

大池に下る道 マツムシソウとワレモコウ

大池が見えた

大池まで下ると今度は登り気味に道後山の東斜面に向けゆっくり巻きながら登る。岡山県側の山々が見えてくると道後山東稜線につく。北東に大山南壁がかすんでいる。道端にリンドウが迎えてくれる。リンドウとホソバヤマハハコの花。転々と笹原に生えているマユミなど撮りながら登ってゆくと道後山山頂はすぐだ。
大池越しに道後山

道後山東の尾根を目指す
左奥に大山から岡山県の山並み

持丸山分岐

稜線手前のリンドウとヤマラッキョウ

稜線の登山者とリンドウ





稜線のマユミ
道後山山頂三角点

三角点と大山の山並み

道後山から奥の岩樋山を目指す

猫山方向の広島の山並み

山頂東側の眺望
まだ昼前なので、西に見えている岩樋山まで稜線縦走して帰ることにする。カメラを持った単独登山者の方や。トレイルランをされている方。アベックで登山をされている方などにお会いして挨拶しながら西を目指す。

稜線の道

立派なケルン

岩樋山が近づく

大池分岐に帰ってきた

鞍部分岐からこれから登る岩樋山
道後山からの下りには、とても立派なケルンがいくつかあり感心する、これはもともと草地の中のグリ石を1っ箇所に纏めて置いたものだろうと思う。なだらかな稜線にはいくつも登山道がありどこを下っても、最初に超えた石の柵のある鞍部につながる。

ここから岩樋山へ登り返すが、400mほどで頂上に出る。道後山より少し斜度があるが、早足で登ってみても何とか頂上まで息が続く。この天辺も1271mで道後山と同じ高さだ。リンドウとマツムシソウが咲いているなだらかな丘のような山頂で、ちょうどお昼のサイレンが聞こえる。
岩樋山山頂

説明を追加

大山方向

道後山方向

足元に駐車場

駐車場ズーム

猫山スキー場

足元に西側の月見が丘の駐車場が見えている。昼にするつもりだったが日差しが強く熱いので、休憩舎まで下ってからに変更する。ここでも石の柵を超えて下りに向かう。最初は日当たりの良い牧場跡を下るが、しばらく下ると樹林の中を九十九を折って下って行く。

岩樋山の下り道

道後山近道分岐に帰ってきた

休憩舎でやっとお昼ご飯
ここは、登ったときの潅木林とは雰囲気が違う。カラマツなどの針葉樹が混じっていて多少くらい感じのルートになっている。30分で休憩舎まで下りやっとお昼にありつく。今日は昨夜凍らせたバナナ、フルーツジュース、野菜ジュースにおにぎりと豪華版だ。
バナナは解けているがまだ充分冷たい。ジュースは半分溶けてシャーベット状になっているようだ。ゆっくり解かしながら飲むことにする。

朝方堰堤から合流した登山道に帰った

ここが登山道起点

車に着いて岩樋山を振り返る
くだりでもツリバナを撮り、キャンプ場で少しクリ拾いをして駐車場につく。クリを目当てにキャンプ場を歩いておられる方も居られた。

キャンプ場から、スキー場中段まで下ってピンクの花を撮って今日の打ち止めにする。帰りは、落合ICを通り過ぎてしまい、院庄ICまで走行した。高速代が余計にかかったが、距離と時間は短縮出来た。

道後山山塊は、適当な距離になだらかなピークが続き、土の緩やかな登山道が多く、足腰に優しい。高山植物が咲き美しい女性的な歩きやす山だ。天気がよく綺麗は花々に迎えられた山行になった。山ノ神さんありがとうです。

本日の花たち
今日確認した花

ミゾソバ

ゴマナ

オタカラコウ

ノブキ

ウツボグサ

ガマズミ

カヤ

ネジキ


サラシナショウマ





ヤマボウシ

クロモジ

マムシグサ

タニウツギとコマユミ

ツゲ

タニフタギ

センブリ

シラタマノキ

マユミ
カワラナデシコ

イヨフウロ

ウメバチソウ

マツムシソウ

ノギラン

クロバナヒキオコシ

アケボノソウ

ツリガネニンジン

ツルニンジン

アキノキリンソウ

ノハラアザミ

オオバギボウシ

ヤマラッキョウ

ホソバヤマハハコ

アキチョウジ

ツリバナ

カシワ

ゲレンデ横で見かけた?

ガンクビソウ

リンドウ ん・・・・


今回の投稿86枚 最後までごらん戴きありがとう山でした。