2014年12月4日木曜日

2014.12.3(水) 日名倉山(1047.1m)周回登山

2014.12.3(水) 日名倉山(1047.1m)周回登山1等三角点名「雛倉山」
天候 晴れ後曇り 3℃ 11km 5時間7分 ↑942m 957m 20,944歩 2人 

津山8:4052km 76分 10:7奥海乢(おねみたわ)P 10:18→10:50ベルピール公園入口→林道尾根取付→11:28二の丸→11:37日名倉山1等三角点11:45→一の丸→12:30奥海越→12:35折り返し→13:39日名倉山→14:28武蔵山牢跡→15:02ベルピール公園入口→15:28駐車地降下15:35⇒53.5km 79分 16:59津山着
先日袴ヶ仙から見た日名倉山

先日袴ヶ仙から東に見えた県境の山、日名倉山に出かけた。今日は連れと一緒に美作市東粟倉を目指す。約50km 1時間強のアプローチとなる。大原から、後山川を遡り、ルート429号から県道に入り奥海(おねみ)乢に駐車する。




廃墟となっているキャンプ場の跡を反対側の山に入ってゆく。舗装路をしばらく登っていくと3段になった駐車場らしき跡がある。きっちり止めれば50台は優に停めることができそうだ。


何も標示の無い登山口

駐車場跡

植林された山肌と茅の茂った山はだが交互に現れる。木陰は今朝の雪で白く化粧している。途中にある山小屋には立派な蜂の巣がくっ付いている。マムシグサが赤い実を煌めかせて、種を飛ばすタイミングをうかがっているようだ。
倒木林

蜂の巣

マムシグサ

白骨林

雪化粧の林道

林道を登る

途中から後山

両側がカシワ林になってきて、突然公園の入口に飛び出した。ベルピール自然公園結婚式場の看板が掲げてある。式場レストランが有るのだが、誰もいる様子が無い。

ここまで30分さらに上の鐘楼に続く道を登っていく。鐘楼へは向わないで、反対の未舗装林道へ侵入する。地形図では一度兵庫県に入って、再び県境を登るようになっている。
 
立派な霜柱

今日1度目の二の丸表示
この後2度・3度と出会うことになる

登りになっているのでそのまま林道を詰めれば、いずれピークに着くと思っていた。30分くらい進んで、位置確認すると、日名倉山を過ぎ山頂北東まで回り込み、目標を過ぎている。

これはいかん・・・、ここで林道から離れて、法面を登り植林を直登して尾根に上る。ここが県境尾根と思い込んでしまう(後で敗退の原因になる)。尾根を戻る方向へ帰り11:40頂上に立つ。眺望は利くが、今日は寒くて長居は無用。写真撮影のみで、再び取って返す。
山頂到着

兵庫の山並み 奥に海が光っている

後山~駒の尾山

那岐山 袴ヶ仙
山頂風景









1等三角点「雛倉山」

11:45から下り始める。県境尾根と思い込んで二の丸、一の丸と標識を見ながらどんどん尾根下り。このときは東へ下っているとは思いもよらなかった。

12:30、分下り始めて45分、下の分岐に出た。瑠璃寺と千種方面への三叉路分岐指道標が目の前にある。佐用山の会が標識を整備してくださったようだ。全く覚えの無い方向ばかり。
後山集落

1度目の下山へ向かう

一の丸400m標示

兵庫へ下っているとは思っていない
 位置が飲み込めない。しばらく方向確認する。GPSで、道は地図と合っているが,手持ち地形図とどうも符合しない。千種方面にしばらく進んでみる。再びGPSで位置確認してみる。縮尺を変えてみて初めて間違いに気づいた。東の兵庫県へ降りて仕舞っている。持参の地形図をはみ出した、「奥海越」に下っていたのだ。

先ほどの分岐へ戻りさっき挨拶したばかりの、山仕事の人たちに頭を掻き々々、「間違えて降りてきました」と再び挨拶。登り返す。
気持ちのいい尾根下り

三叉路まで降りたが奥海越えだった。
登り返しだ山仕事の焚き火がうらやましい
2時間くらいはロスすると思ってみたが、まだ12時過ぎ、余裕がある。
それから再び頂上へ200m登り返した。途中お昼も摂り、落ち着いて登り返す。
上り返し 山頂まで1000m

2度目の一の丸標示

ヤマガラ

13:39分。115分のロスタイム。競技なら取り返しがつかないが、われわれは時間制限無し、返って体力づくりになってよろしい。連れもまだ余裕があるようだ。
 
3度目の二の丸標示

2度目の頂上
頂上に帰って再び志引峠への下山を目指すが、荒れて下山口が解らない。今度は注意して方向確認、目の前のテープナビらしき印を探ってみる。尾根に沿ってナビテープが降りている。

ナビテープの種類も3種くらい出てくるので、踏み跡は無いが下山ルート。急な尾根を下って行く。しばらく急斜面を下ると、古い遊歩道が下ってきている。これに乗り、つづらを折ながら尾根筋を下る。
古い遊歩道へ乗る

藪化した遊歩道を下る

14:12分古い分岐指導票が村道、ビジターセンター分岐を示している。下り始めて32分経過したところ。ここはビジタセンターと案内があるほうへ下る。すぐに下に道路が見え舗装路にでた。
ここが志引峠とまたまた勘違い。
村道・ビジターセンター分岐

植林帯を下る

登山口へ降下  ここを国道と勘違い・・・

南方向へ下る地形の筈だがと思って見るが、道は登っていくので、少し登り返してから下るのだろうと想像する。しかし道はずっと登り。道の脇に女神のいる滝が出てくる。おかしいなーと思い再びGPSを確認。
 
ここも登山口

女神の泉がある

わーォ・・・・なんてコッタ・・・・。公園に登り返しているではあーりませんか。よく地形図を見れば国道は舗装路に出たところからさらに100mほど下ったところだったのです。

しょうがない・・・そのまま公園入口まで高度差170mを登って行く。入り口からは朝方登ってきた道を再び下る。
 
朝登ってきたベルピール公園入口

ベルピール結婚式場と 鐘楼が見える

テクテク下るのですが、猛反省しきり。泣きたい気持ちデース。途中で兵庫ナンバーの車の方と遭ったが、元気な挨拶は出来ませんでした。

何とか無事に車に着いたが、なんとも未熟な山行をしてしまった。しっかり反省して後々の糧にしなくては・・・・ 

勉強させていただきました。お山の神様、手厳しいご指導。 

ありがとう山でした。

投稿43枚最後までご覧くださりありがとう山でした

7 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

予定も計画もめちゃめちゃ登山になりました。
目の前の状況にとらわれて、3度も判断を間違えた。
厳しい教訓を与えられた。
何度も学習させてもらっているのに、身に付いていませんなー。

たくや さんのコメント...

こんばんは

師匠」と呼ばないで下さいよ!

あらかじめ予定ルートを「カシミール3D」で作ってGPSに入れておけば、道迷いが早めに修正できるのではないでしょうか。
私は、初めてのルートの場合は(これからの雪山では毎回)、歩く予定ルートを入れています。

S_Ogawa さんのコメント...

こんにちは、「師匠」(「たくやさん」では恐れ多いです。) 
予定ルート入れておく必要がありますね。最近道間違いすることが2度有ったので、仰る様にして見ます。
雪が降ったらスキーの合間に、天気に相談して恩原三国山を歩いてみようと思っています。
その前に山スキーを用意しなくてはいけませんが。

たくや さんのコメント...

いずみやまさん こんばんは

チャンスが有ったら、車2台で恩原三国山に行きましょう。
スキー場出発で岩井の滝へ下山の周回コースはどうでしょう。
スキー場のリフトを利用すれば少し楽ですね。
スノーシューでOKですよ。

S_Ogawa さんのコメント...

まだまだ、とても師匠の様には歩けませんが、
お誘いありがとうございます。
スノーシュー未だ履いたことが有りません。
どこかで体験しておきます。
蒜山ガイドクラブの体験会が有ったですね。

たくや さんのコメント...

いずみやまさん こんにちは

ガイドクラブのスノーシューツアーは、
1月25日百合原牧場周辺(初心級者対象)
1月31日と2月1日の「ひるぜん雪恋まつり」では無料スノーシュー体験コーナー(20分位の体験コース)
2月8日ハーブガーデン周辺(初心者対象)
2月15日愛宕山(初級者対象)私がガイドします。
3月1日三平山(初級者対象)私がガイドします。
3月21日烏ヶ山山麓のブナの巨木(初級者対象)

その他では、2月22日鏡ヶ成からスカイラインを滑る(歩く)天空下りのクロスカントリースキーツアーもあります。
アルペンスキー持ち込みも可能です。

また、3月には休暇村蒜山高原が主催(ガイドクラブがガイド)するスノーシューツアーもありますから、ご検討下さい。

S_Ogawa さんのコメント...

早速、ご紹介いただきありがとうございます。
是非とも参加したいと思います。
今年の冬は充実しそうです。