2015年7月30日木曜日

2015.7.29(水) 大山 野田ヶ山(1,344m)・振子山(1,452m)・ユートピア周回

2015.7.29() 大山 野田ヶ山(1,344m)・振子山(1,452m)・ユートピア周回

43095km 211m641中の原P645→川床725→岩伏分れ814935大休峠948→野田ヶ山10401158振子山→1235分岐12451330ユートピア小屋昼食1350→三鈷峰分岐1406→上宝珠越1425→中宝珠越1518→下宝珠越1540→治山林道15571633中の原P1645107km 216m⇒1901津山

 945分 1人 22,667歩 約13km1,311m1,264m



720日の日曜日に関東東海地方に続いて中国地方も梅雨明けした。29日になってようやく九州・東北が梅雨明けという、今年は少し変則的な梅雨明け。津山も湿った蒸し暑い日が続いています。

湿気と暑さで熟睡できない日が続いている。遠征から2週間、7月も下旬、恒例のユートピアの花畑を覘いて見ることにした。天気を確認すると、登山日和となっていた。若干の心配は残るもののお天気装備で出かける。

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昨年と同じ大休み峠・野田ヶ山・振子山からユートピアを周回してみよう。昨年は自転車利用で下ったが、今年は全行程を歩き通す。

地道を走り中の原到着は640分、地道でも2時間半見れば到着できるようだ。朝1時間早く出れば高速料金が節約できるし、ストレス無く走ることも出来る。
スキーセンター出発

ホタルブクロ

ネジバナ

いつものように中の原スキーセンターに駐車し、ホワイトパレスの下を国際スキー場へトラバースして行く。夏休みが始まっているので、合宿中の若者が朝の散歩をされている。
上の原から国際ゲレンデに向かう

800mまで下ってきた

最初のヘアピンカーブからゲレンデを横切って進む
一度環状道に出る

少し下って再び山道を下る

川床登山口に到着 
国際ゲレンデを横切り、一度環状道路に降立ち50mほど舗装を歩いて、沢を巻くように下れば川床登山口だ。
潜水橋を渡り阿弥陀滝分岐に着くと、向こう岸の踏み跡がはっきり望める。
川床橋

ガマズミ

ウリノキ
クサアジサイ
 
ウバユリ

阿弥陀滝分岐

暑いこの時期はシャワークライミングが人気なのでしょう。しばらく急登を尾根に向けて登っていくと道が南東に方向を変え尾根道になる。川床から0.7km地点。ここから緩やかに尾根を登って行く。
中国自然歩道のこの道は何時歩いても癒される。今日は湿度が高く、メガネが曇るのが難点ではある。
ソバナ

川床から0.7km指導票 尾根に上がった

トチバニンジン
人の気配が後からする。ご夫婦が登ってこられた。挨拶してお先にどうぞと道を譲る。同じコースを歩かれるようだ。「親指ピークは初心者でも大丈夫」と聞かれたので、私も初心者、ちょっとの間だし、大丈夫ですよとお伝えした。このご夫婦は私より随分健脚で、大休み峠でお会いできると思っていたが、私が到着したときには、もう出発されていた。
岩伏分れ

香取分れ

オオカメノキ

ヒメシャラ
登山道に白い花が落ちている
見上げてみると木肌に特徴がある

岩伏分れ到着が812分出発から82分。コースタイムは70分。相変わらず鈍足だ。
ここから大休み峠まではコースタイム55分。さてどれくらいで到着できるやら?

香取分れの分岐を過ぎ、甲川への分岐を確認し、石畳の古道で滑り転び、それでも頑張って大休峠を目指す。峠で大休止と思っているので頑張れた。
ノリウツギ

新しい倒木 交わし道が付いた

名物の看板と石畳

ヤマアジサイ 装飾花が桜のよう

ヤマジノホトトギス

大休峠避難小屋
934分、夏草に埋もれるように大休峠避難小屋が迎えてくれる。コースタイム55分、自分時間で82分でした。休憩を考慮してもやっぱり遅い。今日は振子山まで5時間の予定だ。荷を解いてゆっくり腰を伸ばす。
おお休み峠からこれから登るコース

ホツツジ

アカモノ(イワハゼ)

アクシバ

大山は雲がかかっているが、はるかに親指ピークや振子山・野田ヶ山の稜線が望める。クサアジサイ・ヤマアジサイ・ヤマジノホトトギスなどが咲く峠から、さらに野田ヶ山に向け出発。標高差250mコースタイムは30分だ。さて自分時間では1038分着、48分間の登りでした。
下ってきた野田ヶ山

矢筈ヶ山 甲ヶ山を望む

親指ピークと振子山
ここから振子山へ向け東谷の上の稜線を進む。途中に今日の核心部、親指ピークも聳えている。アクシバ・ホツツジ・シモツケソウ・オオバギボウシなど見ながら歩けるのだが、やせ尾根上を進むので余所見は禁物。撮影も封印して登山に集中する。
振子山から東大山

鳥越峠と雲に覆われた烏ヶ山

80分で振子山到着、大岩に寄りかかって呼吸を整える。1158分だ、スタートから313分、コースタイムでは200分。やっぱり鈍足、1.6倍掛かった。

振子山縦走に向かう。新たな崩壊箇所に赤い布が巻れ、危険表示だ。ここで滑れば東谷へ転落。命は無いものと思われる。慎重に確実にホールドしながら通過。
振子沢分岐から振子山を振り返る

花畑と三鈷峰

象ヶ鼻を見上げる



シモツケソウ

オオバギボウシ

ナンゴククガイソウ シシウド サラシナショウマ
分岐から東大山

振子沢への分岐まで登り返し小休止。ここでアルファー米にサーモスのお湯を入れ、お昼の用意。ここから撮影タイムと思っていたら、突然雲が広がりポツポツ落ちてきた。

カメラバッグとバックパック両方に雨よけシートを架け、雫よけにゲイターを着けユートピア小屋を目指す。という事で撮影は出来ずに小屋着となる。小降りになってくれたので、小屋裏を借りて、先ほど用意した温かいアルファー米の焼き飯と定番の味噌汁でお昼ご飯。デザートはプチトマト。
避難小屋と花畑


イヨフウロ(シコクフウロ)

シモツケソウ

シモツケ

コオニユリ

ナナカマド
勝間ケルンへ下る

下りに少し撮影も出来たが、風と雲と雨で残念な撮影山行になった。
ユートピア滞在時間は除外し、さらに下りの時間を追ってみる。三鈷峰分岐は1406分に下りスタート。

上宝珠・中宝珠・下宝珠と宝珠尾根を下る。いつも砂すべりを楽しみにして、尾根下りはしたことが無かったので、今回トライしてみた。
上宝珠越から避難小屋を振り返る

クサボタン

大屏風岩

雨の後で、濡れているが、岩場の下りでスリップはほぼ大丈夫。上宝珠へは順調に下る。
砂すべりもちょっとそそられるが、ここはこらえて尾根筋を下る。

先行者が居られゆっくり下山されているので、ここでは数人の登山者を追い越す。鈍足の私には珍しいことだ。
治山林道へ降下

中の原ゲレンデへ降下

スキーセンターが見えた

ゲレンデにネジバナ

中宝珠まで72分、下宝珠から治山林道へ降り立ったのが1557分で、111分。コースタイムは85分。ここではコースタイムの1.3倍かかっていた。まだまだ標準タイムでは歩けないことを確認した。

まんず々々・・・この夏もロングコース歩け、とても良かった。お花観はちょっと残念だったが、4回目もやっぱり行動時間は10時間弱掛かり自分には試練のコースだ。

遠征山行ではコースタイムの1.5倍くらいを目標設定しているが、もう少し早く歩けるように頑張ります。お山は大きいなー・・・

津山に帰りパソコンを見て!! なんと師匠もユートピアに上がって居られた。
皆さん、時期が限られる花観がお好きなようです。

今日もお山で遊ばせてもらいました、山の神様 謝謝・・・

今日の花畑









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最後までご覧くださり有難う山でした