2015年9月28日月曜日

2015.9.27(日) 毛無山周回登山

2015.9.27(日) 毛無山周回登山

津山64063km 120分⇒800田浪Р810906目印杉→922白馬山9301007カタクリ広場→1030毛無山11021109避難小屋→1137六合大杉→1157森林セラピーロード分岐→1209登山口→1215駐車地1230203分 63km⇒1433 津山着

天候 晴れ時々 18℃  403分  約6.7㎞ ↑642m611m 13,712歩 2



中秋の名月の日曜日、晴予報が出た。山が恋しくなってきて居たので連れを誘って、久しぶりに毛無山へ出かけてみた。

丁度1年前の今日 御嶽山が噴火して63人もの登山者が巻き込まれる大惨事が起きた日。
 ご冥福をお祈りします  慰霊登山

登山仕度


色づくナナカマド

さて、朝はお弁当屋が開店する7時を目指し、5時半に起床640分に家を出る。途中、鏡野のつるやさんでお握り2個を調達、そのまま久世・勝山と地道を駆けり、新庄の田浪集落へ駐車。

我々に続いて相次いで車が到着8時過ぎに出発する時は、4台が駐車。それぞれ登山仕度をされている。
登山届けをして登山口へ

朝の光を受ける オタカラコウ

登山口へ
 
朝露の ツリフネソウ
登山届けを書いて、登山口へ。早速ナナカマド・ツリバナ・ツリフネソウなど秋の草木が出迎えてくれる。登山口にはオタカラコウも黄色い立派な花穂を立てている。

しばらく進んで、連れと相談。お初の逆周りをしようと沢を渡り対岸を進んで、白馬山の尾根に取り付く。良く滑る泥の登山道を慎重にのぼる。三度ほど急登を繰り返し、1時間で目印の大杉に到着。稜線に乗る。
目印 大杉 1000m手前

サルナシ ?

ツルリンドウ

少し先で、951.3m三角点からの尾根と合流し、そのままブナの稜線を辿ると1060mの白馬山山頂だ。此処のベンチで腰を下ろして休憩。糖分、水分を補給する。出発から70分経過。
ブナ林の稜線を白馬山へ

白馬山到着

白馬山指導票

目の前の大山は雲で隠れている。ブナの紅葉はまだ少し先のようだ。北西に方向を変え再び稜線を進んで行く。二・三度アップダウンを繰り返し、カタクリ広場へ到着。
ユキザサ

木洩れ日 ブナ林

ガマズミ

突き刺さった標識

大山遠望

今年も中毒患者が出た ツキヨタケ

カタクリ広場指導票

広場は鳥取側の俣野から登ってくる尾根が合流する丘状のピーク、春はカタクリが咲く丘だ。
最初の単独♂登山者の方が到着、挨拶を交わす。此処で、再度方向を南南西に変え、稜線をだらだらと毛無山頂上へ登ってゆく。
カタクリ広場

山頂に人影

毛無山倒着

山頂気温 17℃

金ヶ谷山への稜線


お昼の用意

3組の登山者とすれ違いながら頂上を目指して登り、10時半登頂(3等三角点「田浪」1218.5m)だ、気温は18度。此処まで4km2時間強の登りでした。

誰もいない穏やかな頂上で、眺望とお昼を満喫する。今日のお昼はお結び、味噌汁、デザートにりんご、そしてカフェと優雅です。
田浪集落へ向け下山





避難小屋温度 18℃

六合大杉





ヒキオコシ

テンニンソウ

キバナアキギリ

フシグロセンノウ

しばらくすると登山者が相次いで到着、我々は下りに向かう。あとは避難小屋を経由して、どんどん下るだけ。冬に合流した尾根筋を確認し、斜面をトラバース気味に六合大杉へ下る。

セラピーロード分岐

朝分かれた白馬山への分岐

ウバユリ

ミツバアケビ

さらに4合大岩を通過し沢に沿って下り、セラピーロードに合流すると、広い道を下るようになる。
途中で朝分かれた分岐に出会い登山口へ到着。

登山口で、地元の方に善哉を食べていかれませんかと誘っていただくが、上で食べたお昼がまだおなかに有って、食指が向かなかった。丁重にお断りした。
ヤマボウシ

ツリバナ

下りは数組の登山者とすれ違い、日曜日の毛無山人気を体感した。駐車場は二十台くらいの車で、賑わっている。


登山靴の泥を落とし、4時間の山行を終え、帰りは新庄道の駅で地元産お土産をゲット、勝山経由で無事帰着した。

投稿41枚
本日も最後までご覧くださりありがとう山でした

2015年9月21日月曜日

2015.9.15~18(火~金) 妙高山・火打山登山 VOLⅡ

2015.9.1518(火~金) 妙高山・火打山登山 VOL

3日目 曇後雨 13℃ 火打山(2,462m) 14.9km 02720,298歩 ↑847m 1,552m
4:00テン場撤収5:456:40茶臼山→7:15高谷池ヒュッテ740803天狗の庭→846ライチョウ平→932火打山9451110高谷池 昼食12351336富士見平→1535黒沢橋→1608笹ヶ峰登山口⇒赤倉温泉泊

4日目 赤倉温泉9:00⇒631km 8時間⇒17:00津山着

§2 火打山登山



さて、テント場での出来事。
朝方、外でなにやらブヒブヒと声がする。シシが来ている。食べ物の臭いに釣られたのだと思い、襲われると大変と思って、手をパンパンと叩いて人が居る事をアピールしたつもりだった。

ところが、あちらさんは鉄砲と思ったのかキィーキィーと騒ぎ立てて興奮してしまった。
となりのテントの方やロッジの皆さんを起こしてしまったようだった。3時過ぎだったので、皆さんぼちぼち起きようかと、思っていらっしゃったとは思うのだが、要らぬ手叩きをした感じで申し訳なかった。

猪は吠えながら、間もなく奥のほうへ移動していった。
さて、一件落着し、4時起床。さあーと起き出したら、今度は連れが蹲る。
冷や汗が出るというので、はは~んと思い当たる。軽い貧血状態だ。横になり様子を見ることにする。

しばらくしてぼちぼち動き始めたので、朝食はお湯とミカンくらいで軽く済ませ、(もちろん自分はしっかり腹ごしらえ。貧血の人にはゴメン・・・・)545分から行動に移った。
黒澤ヒュッテテント場を後にする

黒沢池に沿って上ってゆく

今日は、少し軽くなったバックパックを担いで高谷池ヒュッテまで100mほど登り、其処に荷物をデポして火打山を往復する。
黒姫山が見える



茶臼山付近から黒沢池を振り返る

545分黒沢池ヒュッテテント場を後に黒沢池に沿って登ってゆく。連れの様子を見ながら極ゆっくり歩き始めた。振り返ると池とヒュッテが絵のようだ。

外輪山越しに妙高山を振り返る
 

見晴らしの良い丘をだらだら登って小1時間、茶臼山に到着。今日も何組か登山者にお会いする。天気は下り坂だけど結構登山者がいらっしゃる。

茶臼山を過ぎた辺りからポツポツ落ちてきだした。大したことは無いのでそのまま高谷池を目指す。高谷池手前はゴーロ道で足場が悪い。バックパックに振られバランスを崩すと岩から転げ落ちるので、ゆっくり慎重に池を目指して下る。
 
高谷池のナナカマド

高谷池分岐の指導票

高谷池沿いの分岐に出て、さらに小屋を目指す。7時過ぎ、黒沢池から1時間半の行程だった。
黒沢池より1段高い高谷池は紅葉も一段と進んで、天気は崩れても充分観賞に答えてくれる。

小屋へ着く前、作業の方たちの一団とすれ違う。十四・五人はいらっしゃるようだ。雨の中を作業に出て行かれる。ご苦労様です。
 
小屋から再び高谷池

天狗の庭を目指して登ってゆく 奥に火打山

小屋へ荷物をデポし、再び身軽になって火打山を目指す。まづ、天狗の庭へ、次にライチョウ平へそして頂上へと、ルートを進むのだが、雨と風が出て落ち着いて行動できなくなってきた。
天狗の庭から火打山

うつむき加減で木道やゴーロノ道を登ってゆく。天狗の庭で木道の付け替え作業しておられる。挨拶して進むと上の道も付け替え作業中、崩壊した登山道の横に新たな登山道が笹薮を切開いてつけてある。
 
ライチョウ平

ナナカマドの紅葉

番のライチョウ

少し登って方向が変わるとライチョウ平だ、此処からは木製階段を九十九を切って登ってゆく。公園レンジャーの方がライチョウの観察をしておられた。視線の先に雷鳥の姿があり、お初のライチョウが撮影出来た。

しんどい登りが済むと小ピークを越えて、頂上へ伸びる平らな稜線へ載る。ハイマツの中を進んでいくと再び登りになる。登り詰めると突然頂上広場へ到着した。


登頂記念 この後の撮影は雨のため終了

早速登頂記念の撮影。しばらくすると別の登山者の方も到着、記念撮影をして差上げる。眺望は無いし、雨風が強く長居は無用、少し下ったハイマツの影でエネルギーを補給し下りに向かう。

来た道を引き返し小屋まで降りてやっと一息つけた。靴を脱いで座敷に上がりお昼にする。
雨は益々強く、到着される登山者の方も、此処で泊り停滞される方もいらっしゃる。

我々も予定を再考、今夜の戸隠牧場キャンプ場のテント泊は取りやめ、赤倉温泉へ移動、温泉で1泊して疲れを癒すことにした。そうと決めれば少し元気も出た。
高や池ヒュッテTシャツゲット

下りの重さも耐えられると言うもの、12時半に小屋を後にする。今度は黒沢岳西斜面をトラバースしながら下り、昨日分かれた富士見平の分岐を通り、登った道を十二曲り、黒沢橋と降りてゆく。 

足元が泥濘スリップに注意して下っていたのだが、トラバース道のネマガリダケの株で滑って尻餅をつきそうになった。ストックで支えたもののバックパックの重さもあり耐えられず、ストックが折れて尻餅をついて仕舞った。

BD製のストックも思わぬ力が掛かると一たまりも無かった、3本つなぎの2つの継ぎ目で2箇所同時に折れていた。もう1本のストックを出し、事無きを得たのだが、又出費がかさみそう。

下り終えるまでに3度転んでしまった。3度転んだからもう転ばないよ、と訳の解らないねぎらいの言葉をかけてくれる。

黒沢橋からの緩い木道下りがとても長く感じたが、無事に登山口ゲートに帰着出来た。用意していた下山届けを投函し今回の遠征終了。一礼・・・・・

後は一目散に赤倉温泉に下り、冬に泊った宿で、美味しいご飯をいただきました。翌日冬の妙高と同じく、快晴の妙高山を撮影し。満足して帰路に着きました。

この遠征も、お山の神様にお世話になり、無事山を降りることが出来、感謝です。


赤倉温泉の朝

最後に晴れた妙高山
2014.12月の妙高山