2015年12月15日火曜日

2015.12. 13(日) 三国山(1,129m) 小吹山(804m)W登山

2015.12. 13(日) 三国山(1,129m) 小吹山(804mW登山
晴後曇り 登山口4 行動時間 5時間00 9.6km 853m810m 16,646 1
 
津山(5:55)96km 1:55分⇒8:00神郷三室林道分岐P8:108:19三室林道宇谷支線起点→8:40登山口標石8:519:29 33境界杭→9:43三国山10:0111:11駐車地⇒10km 30分⇒11:40神郷グリーンミュージアムP昼食12:2012:30オートキャンプ場上登山道入口→12:59頂上休憩舎→13:01三角点13:0813:49湖畔道路出合→14:15駐車地14:3098km 2時間15分 ⇒16:54津山着

暦では大雪を過ぎたが、まだ暖かい日が続いている。今回も分県ガイド50座の未踏峰攻略に新見方面へ出かけた。

1,129mなんですけど?



県最西端の神郷三国山&小吹山w登山。と言うことで、朝は6時前に出発。地道を大佐から新見、ルート182号九ノ坂トンネルを抜け伯備線足立駅を目指す。駅の上手から三室ダムに向けて北上、三室上集落奥の県道脇林道分岐に到着する。
分岐の見覚えがある、新見ハイキングクラブ(NHC)製の指導標が有難い。
県道と三室林道の分岐に駐車
進入禁止だ
手前の路側帯を含めれば56台は駐車可能だ。此処から国有林の立派な林道を進むが、100mほど進入したところに鎖ゲートが締まっていて、広い林道では有るが進入は出来ない。
明るい宇谷支線林道分岐

ユニークな指導標がある

ヒラメ(アマゴ)放流地(誰かのブログで、ヒラメを海のヒラメと勘違いしていた)

放流地のすぐ上にある登山口
ゲートを過ぎ、渓流に沿って10分ほど上流に進むと明るい林道分岐に出る。新見営林署製の三室林道宇谷支線起点標柱の脇に「三国山・あっち」のユニークな指導標が立っている。

さらに林道を登ること20分、林道歩きも飽きた頃、ヒラメ放流地の標示看板が見えてくる。上手に三国山登山口と彫られた自然石の指導標が立っている。歩き始めて30分此処で1枚脱いで体温調節、スパッツを着けて山道へ侵入する。
大きな朴葉

新見の山を振り返る

№三三の境界杭

笹薮の稜線

道後山が見えた
植林尾根に取り付いて九十九を折りながら数回急登を繰り返すと、ヒノキとアスナロの林に変わり県境稜線に出る。笹薮の稜線をしばらく進むと№三三の境界杭が有る。尾根取り付きから40分だ。

右側に道後山のなだらかな山頂を眺めて県境尾根を気持ちよく歩く。ここは伯耆と備後・備中の三国境だ。現在は岡山・鳥取・広島県境と云う事になる。


三国山ルート図
三国山グラフ

山頂標示 ソーラー温度計は11℃
鳥取県の鬼林山


広島県の道後山

山頂の境界標

登頂記念 徒登行山岳会は東京山岳会傘下にあり
本州の分水嶺を縦走れている会員がおられるらしい
何年前に歩かれたのでしょう?



帰りの稜線

頂上ログ 
ずっと西に行くと広島・鳥取・島根県境の三国山があるし、東には恩原三国山もあり、三国と名が付くお山は沢山ある。駒ケ岳と呼ばれる山も多いがどっちが多いかというと、やはり三国山ではなかろうか。三ヶ国に接する頂上は全国に有るし、三角点測量と同じで地面の広がりの最小形が三角形で、み・く・には語呂もいいと思う。

因みに、「岡山の山百選」で、神郷三国山はさんごくさん」だそうです。!!
なだらかな稜線を西へ、山頂で眺望を楽しみ、NHC製の山頂標柱の横でお茶を戴き10時に下りに向かう。

林道を下る

3度沢出合を通過する

支線林道分岐まで降下


駐車地へ降下 移動に取り掛かる

自然石の登山口まで40分、林道歩きが30分、1時間少々で、11時過ぎには駐車地へ帰着した。
貯水槽が現れた

管理道はまだ伸びている


突然現れた国有林借用証

遊歩道が伸びている

植林の中を伸びる遊歩道跡

そこから、今度は山を越えて神郷第一スキー場を通り、高瀬ダムの湖畔を目指して移動する。神郷グリーンミュージアムのオートキャンプ場を上がった所に駐車して、お昼にする。

今日のお昼は、ニューメンと鮭雑炊のフリーズドライをテスト的に試食して見る。2つ食べても満腹感が無く、水腹で我慢する。

さて2座目に取り掛かる。今度は登山道の印が一切無い。地形図を見て見当をつけ、キャンプ場の道を詰めていく。登山口らしき形跡が見当たらないまま貯水槽が現れた。管理道の跡はまだ上に伸びているので、道なりに登っていく。

すると、全く突然国有林借用許可証が木々の間に標示されている。新見市長が国有林を借り上げた許可証だ。有りました。擬木の階段、落ち葉にうずもれて、良く見ないと見落とす所でした。後は上まで階段が整備されていた。
まだまだ伸びる遊歩道

休憩ベンチもあるよ

急騰もあるよ

稜線の管理道へ飛び出した

休憩舎3棟串刺しに撮影してみた

頂上のDocomo電波塔管理道までずっと階段が続いている。カウントしたら553段程でした。下りも階段があり、こちらはさらに落ち葉や笹にうずもれている。600段くらいまでカウントしたが、最後に道を失い忘れて仕舞った。
上からも串刺しに

小吹山からの鬼林山

Docomoの電波塔

3等三角点「小吹」804m

頂上ログ

眼下の神郷グリーンミュージアム

小吹山ルート図
小吹山グラフ
頂上は3等三角点「小吹」804.3mが埋標されている。休憩舎も3棟設置されていて、整備された当時は遊歩道から頂上へといった感じだった様だが、今は寂れた静かな登山道。
電波塔下の下山口

笹に埋もれた下山道 ちゃんと擬木の階段があるよ

休憩ベンチもあるよ

最後は湖畔道路へ飛び出した。

グリーンミュージアムへ降下して
小吹山を見上げる

下で見た神郷温泉とグリーンミュージアム

眺望を楽しんで下りに向かう。鳥取の鬼林山に北気の雲が押し寄せてきている。電波塔の奥に下り口がありテープナビがある。下りはこのテープナビと埋もれかけた階段が目印だ。尾根伝いにダム湖のほうへ下って行く。

40分ほどでダム湖の周回道路へ降り立ち、駐車したキャンプ場へ向かう。霧雨に遭い雨具を装着。途中に100台は止められそうな大きな駐車場があり、此処に止めて歩くのが良かったが、来たときは此処まで進入せず、気付けなかった。

三国山、小吹山と県西北部のお山を歩き、行動時間は5時間ちょうどでした。
分県登山ガイド「岡山の山」50座も残すところ12座。

山の神、今日もお山で遊ばせてもらい、ありがとう山でした。

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最後までご覧戴きありがとう山でした

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