2017年3月9日木曜日

2017.3.8(水) オオナメラ1,164mー擬宝珠山1,110mスノーシュー周回

2017.3.8() オオナメラ1,164mー擬宝珠山1,110mスノーシュー周回

⛄雪 やや強風 -3℃ 3人 ↑1,556m ↓1,593m 10.0㎞  15,299歩  6:20

7:00⇒鏡ヶ成Ⓟ9:109:40スカイライン下山口→10:25明連川渡渉→10:40作業道終点→11:20オオナメラの尾根到達→12:20オオナメラ→13:15ゴゴローノコル手前昼食13:4013:50ゴゴローのコル→14:25ギボシの肩→14:55ギボシ山→15:25Ⓟ⇒帰着17:30  

3月に入り暖かくなってきたと思っていたら、昨日から寒波がぶり返してきた。今日も雪降りだが出かけてみた・・・・
 
擬宝珠の肩からオオナメラ 奥に皆ヶ山 二俣山




師匠(大山の風さん)M女史と鏡ヶ成からスノーシューで明連川に下って、オオナメラ・ギボウシと周回してきました。気温が低く尾根筋は風も強く、縦走路では苦戦を強いられました。落とし穴や雪庇崩壊在りの山行報告です。

7時師匠の車に乗せてもらい3人で鏡ヶ成を目指します。新庄村から県道に入ると道にも圧雪があり、冬に逆戻りしてます。野登呂乢のトンネルを抜けて大山方向を見ると黒い雲に覆われてる。

蒜山方向は多少視界もあり、上蒜の裾野はかろうじて見える。雲もそれほど厚くはないようだ。天気の回復を祈りながら、内海峠を越え下蚊屋から笠良原を通って鏡ヶ成へ9時前に到着。

スカイラインを蒜山方向へ

スカイラインと別れ、ここから下る
県境の表示かある

下り尾根

渡渉するM女史と管理人

さっそく支度をし、蒜山大山スカイラインをスノーシューで下ります。気温は―3℃風はそれ程でないが、雪は降っている。しばらく下って道を外れ、植林の下り尾根に進入した。

丁度頭上に県境表示がある。少し下って、左側下の少し解りにくい支尾根に乗り急な尾根を下降する。少し硬い雪面上に今朝積もった雪が載る難しい下りが4半時続く。

沢音がしてくると急斜面上に出、迂回して沢へ降りた。明連川に250m降下したのだ。
沢の両側に雪の壁が出来ている。渡渉場所を探してしばらく偵察、場所を決め渡渉にかかる。

ストックでバランス保持しながら飛び石を渡ります。師匠が先頭、次にM女史の順。渡渉して向こう側の雪壁を登るのが大変。師匠が先に昇り、ザイルで引っ張り上げてもらう。
最初に渡渉する師匠

立派な植林と作業道 ショートカットで進む

やっとルートに出た

オオナメラへの登り

左岸に渡り今度はオオナメラへの登りに向います。立派な植林の中に師匠もお初の、新しい作業道が出来ていた。どこまで続くかわからない作業道を、ショートカットしながら登り、終点へ到着。
標高750m付近ここから100m程の植林の急登がきつい。(;^_^A アセアセ・・・
ルート上の尾根まで上がるのに45分ほどかかりました。1120分。ルートに乗れば比較的楽な灌木の中を進めます。


山頂到着

時折強風

山頂オブジェと



山頂直下、最後の急騰に苦しみながら、何とか登り切って12:20分、
オオナメラ登頂。\(^o^)/・・・
強風で寒い山頂だった。長居は無用、下りに(-_-;)~~
クラスト斜面で尻餅をついた管理人
今日は10臼位お餅が搗けた(^_^)v?
鞍部へ下りオオナメラを振り返る

風でクラストした急斜面、ブナ林は素晴らしいが、足元はカリカリ。足首が悲鳴を上げる
1歩、又1っ歩と慎重に下る。

やっと鞍部まで下って振り返って見た、オオナメラは雪煙に覆われている。鍛えてくれた感じです。少し安心して縦走路をゴゴローのコルを目指す。
 
縦走路をコルへ向け進む

風の道は雪が壁になっている

しばらく下って再びオオナメラを振り返る

小休止が楽しみ

コルへは気持ち良いはずの尾根が続くのだが、今日は強風で視界もなく黙々と進むよりほかにない。小休止のおやつが唯1の楽しみ。それでも風が1休みして、雲間に陽射しがあると、一瞬の絶景に臨める。

途中1315分カラマツ林の風下で昼食。
風や雪で落ち着いた食事はできず、早々に出発。
最終目的地の擬宝珠山が見えた


ゴゴローのコルから擬宝珠山を見上げる

ギボシの肩を見上げる師匠 奥は象山


ゴゴローのコルは13:50分通過、最後の登りに向かいます。ここから肩まではやせ尾根が続き、アップダウンもあって手ごわい登りだが、オオナメラの急騰を凌いで来たので、それほどと思わない。目印の一本ブナの急登を過ぎればギボシの肩だ。14:30分。


最後の登りに取り掛かる

前方に目印のブナ急登

肩から見た目印ブナの急登
向こうにオオナメラ
お疲れモードの管理人

体力を使い果たしてだるい体を叱咤して、ギボシの稜線の雪庇の上を進んでいくと、
突然「スポッ」(_;)と腰まで埋まった。

今日はこれで2度目の落とし穴。最初は師匠が植林の切り株の空洞に落ち、今度は管理人の番だった。

更に稜線を進んでいると今度はM女史が悲鳴「キャー」、見ると足元にクラック。手前は崩壊している。間っ発、九死に一生。ストックはクラックの外側へ突いていた。崩落していたら無事ではなかったかも(_;)? 


間一髪 怖わ~(-_-;)・・・

アクシデントもあったが、15時前擬宝珠山登頂。三人無事到着です。\(^o^)
相変わらず強風下だが上空には青空もある。蒜山高原は穏やかな日和のように見えている。厳しかった山行を記念してパチリ( `ー´)ノ・・・ 下山します。

雪煙を上げる雪庇
崩壊箇所を振り返る


擬宝珠山登頂
 
山行記念(^_^)v

山頂から蒜山高原

ギボシ山頂からオオナメラ・皆ヶ山・二俣山
鏡ヶ成へ降下中

無事 鏡ヶ成へ帰ってきた

ギボシの斜面を尻制動を交えて下り、15:25分無事に鏡ヶ成の駐車地へ帰着。

今日も厳しく楽しい山行が出来ました。山の神さん謝々(^_^)v
投稿40枚 ご覧いただきありがとう山でしたm(_ _)m




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