2017年5月26日金曜日

2017.5.17~21(水~日) §Ⅲ 両神山(1,723m) 遠征登山

2017.5.1721(水~日) 丹沢山(1,567m)雲取山(2,017m)両神山(1,723m)
遠征登山 §Ⅲ 両神山

17(水)曇り ↑1,195m ↓228m 6.4㎞ 11,219歩 4:20
3:30津山⇒600㎞ 8時間⇒11:35戸沢登山口Ⓟ12:0014:10花立山荘→14:50塔ノ岳→15:40龍ケ馬場→16:20みやま山荘泊
18(木)曇り一時小雨 5℃ ↑700m ↓1,300m 14.6㎞ 26,679歩 7:50
みやま山荘(丹沢山)5:005:40不動ノ峰→6:10鬼ヶ岩→6:50蛭ヶ岳7:008:10丹沢山→9:30塔ノ岳→11:00新大日→11:20政次郎の頭→12:50戸沢登山口Ⓟ⇒富士五湖道路経由160㎞⇒18:00秩父三峰神社興雲閣泊
19(金)晴 ↑1,200m ↓500m 12.1㎞ 21,967歩 730
三峰Ⓟ5:20550登山口→625炭焼平→705霧藻ヶ峰715840前白岩山→945白岩山10101050大ダワ→1115雲取山荘11401210雲取山12251250雲取山荘泊
20(土)晴 1,100m1,200m 16.6㎞ 29,883歩 900 
雲取山荘350420雲取山450515雲取山荘6:00610大ダワ→720白岩山730750前白岩山→907霧藻ヶ峰915930炭焼き平→1025登山口Ⓟ⇒36㎞⇒1330日向大谷Ⓟ13501410会所→1620清滝山荘泊
21(日)晴 ↑700m ↓1,100m 7.5㎞ 18,387歩 500
清滝山荘500525産体尾根→540横岩→555両神神社→630両神山640700神社→735産体尾根→750清滝山荘810930会所→1000日向大谷Ⓟ10201100両神荘入浴1230⇒中央道経由655㎞ 9:10分⇒10:20帰着

§Ⅲ 両神山
雲取山を昼前に下山、三峰神社から小鹿野町の両神山へ移動します。
霧藻ヶ峰から望む両神山


両神山は、奥秩父山塊の北部に単独で聳える岩峰。雲取山からも良く見える。遠目でもギザギザの稜線は岩山であることを伺わせるお山。

両神山 三峰山 武甲山を秩父山と呼び山岳信仰の霊峰。山域には数々の石仏や石柱があり、修験道の山を物語っている。

さて、雲取山を降りた我々は、ツツジの咲き誇る県道を下り、二瀬ダムの堰堤を渡ってルート140号へ帰ります。秩父鉄道三峰口から国道を離れて山を越え、小鹿野町両神小森へ40㎞程ドライブします。

小鹿野町でお昼・今夜と明日の食料を買出し、再び山に入ります。13時過ぎに登山口の日向大谷へ到着お昼を戴きます。13:501300m地点の清滝山荘目指して登山にかかります。標高差600m、4㎞の行程です。シュラフと銀マット・サーマレスト、食料を持って4㎏プラスの荷。水が豊富な小屋で2Lペットボトルが必要ないのが救いです。
 
バス停前の階段から登ります

両神山荘横を登山道へ
登山届を投函

昼過ぎで、早い登山者は下山している。心配した駐車場も一番上のバス停に駐車出来た。500円の駐車料を払いに両神山荘へ寄り、登山ポストに登山届を投函してから登山道へ進入します。鳥居を潜って登山道が伸びている。雲取山と同じだ。
鳥居を潜って登山道へ



最初に渡る涸れ沢

磐座の石仏

会所の丸木橋

緩やかに山腹を登って行くが、道幅が狭く下山してくる登山者とすれ違いが難しい。谷は深く、滑落に注意が必要だ。涸れ沢を超え30分ほど登ると下りになり最初の沢に着く。渡渉する丸木橋がある。ここが会所と言われる所だろう、七滝沢と薄川が出会う沢だ。

一つ尾根を越え、薄川の沢を登る。渡渉すること3回、4度目の渡渉を前に休憩だ。1時間40分ほど歩いてきた。荷を解いて大休止。3㎞程進んだが、なかなか手ごわい登りが続く。
八海山の指導標
ここから先はもっと急になった。左岸に渡り谷筋をトラバース気味に登って行くと清滝小屋0.8㎞の指導票が現れた、時間は3時半、下山してくる登山者も少なくなった。

まだかまだかと登るが目途がつかず、ますます急になる谷筋を息を切らせ、喘ぎながら登る。つれもここにきて喘いでいる。突然弘法の水場が現れた。ここまでくればあと少し。冷たい水を補給して一息つく。

清滝山荘に着いたのは16:20分、登り始めて2:30分の登りでした。小屋には先客が5人我々を含め7人の泊りのようだ。テンバにも張りほどたっている。

炊事場・水洗便所もあって快適な山小屋だ。買出ししたお弁当と、バーボンの寝酒で相撲を聞きながらうとうとしてしまった。7時ごろに1度おきて歯磨きとトイレを済ませzzz・・・・
早朝出発 頂上へアタック

ラショウモンカズラ

シャクナゲ


テント場 4張?

朝は4時過ぎに目覚めた。食事してパッキング。バックパックは小屋にデポ、アタックザックで水と雨具を携行し、いざ出発。58分出発です。鈴が坂の九十九道を登って行くと、産体尾根に乗った。7滝沢ルートの合流地点でもある。はるか上に山頂稜線が望める。
鈴が坂

ニリンソウ


産体尾根から山頂

ヒメイチゲ

横岩

尾根はだんだん狭く岩場が出てくる。急登の鎖場が続くが、20分ほどで横岩に着いた。
ここから道は樹林帯の登りとなり10分ほどで神社の鳥居に到着した。
八日見(両神)山神社
當山古歌 読人不知
東路に八日見山の露超えて
麓は暗き谷川の音

両神山神社?

オオカミの狛犬が迎えてくれる。回り込むともう1社ありここもオオカミの狛犬様だ。安全祈願をして、稜線を山頂に向かう。アカヤシオツツジが奇麗に咲いている。
ミツバツツジとアカヤシオ


フデリンドウ


2等三角点「両神山」

細尾根を巡り、白伊差ルート分岐の休憩ベンチを過ぎると木道と鎖場があり頂上に着く。
6:40分。2等三角点「両神山」山頂だ~。

2人程登山者がおられる。昨日登った雲取山の横に富士山も見えている。狭い山頂だが眺めはすこぶるよろしい。お山の同定が出来ないのがちょっと残念。
富士山

方位版の富士

南アルプス?

雲取山と富士






日本観光地百選入選記念碑
1950年毎日新聞社が観光地投票を実施し山岳入選10座の内

両神山が7位55万3千票あまりで入選した。

因みに1位は蔵王、大山は9位 三瓶山が10位だった




予定した
座の遠征登山、完登達成で~す。
(^o^)
連れも顔が浮腫み自分も股関節が悲鳴を上げているが、なんとか持った体力。
随分と自信が付いた山行になったけど、下山も気を付けて下らねばならぬ。(^^)

慎重に岩場を下り、小屋でカフェタイム。デポしていたバックパックを担ぎ1030分。日向大谷の駐車地へ無事下山した。
 



フデリンドウと蜜吸い

清滝小屋さらば

サクラソウ

ハコベ

石仏

下りは日曜日ということもあり、登山者がどんどん、ひっきりなしに登ってこられる。登り優先のルールに従って道を譲っていた、結果、登りとあまり変わらない時間になった。
 
クワガタソウ

丸木橋まで帰った


登山口の鳥居が見えた

ノリウツギ

両神山荘

下った尾根を振り返る

無事駐車地に降りた


11時前。汗を流しに国民宿舎両神荘へ寄る。番湯の貸し切り温泉でさっぱりし、帰路に着いた。

今回の総括
45日の山行ログは、 百名山3座登頂 ⤴4,195m ⤵4,328 57.2㎞ 108,135歩でした。

丹沢登頂記念

雲取山登頂記念

両神山登頂記念

特に欲しかった2017X2017
4日でほぼ疲れも解消。ブログアップも5日目には済みそう(*^_^*)
そろそろ次の計画作りに掛かりましょうか・・・・( `ー´)

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最後までご覧くださりありがとう山でした

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