2017年7月27日木曜日

2017.7.17~20(月~木)  §Ⅳ 雨飾山(1,963m)ピストン

2017.7.1720(月~木) 四阿山(2,354m)浅間山(黒斑山2,404m)高妻山(2,353m)雨飾山(1,963m)遠征登山 

20() 晴一時曇 18 1,228m ↓1,207m 9.7㎞ 12,154歩 8:07
雨飾山登山者キャンプ場4:505:10 2/116:10ブナ平→6:30荒菅沢→7:50笹平8:15笹平分岐8:45雨飾山9:109:35笹平分岐→9:45笹平→11:00荒菅沢11:25ブナ平→12:30 2/1113:00登山口Ⓟ⇒村営雨飾荘温泉⇒600㎞ 北陸・舞鶴道⇒津山翌日午前2時着

4日目は雨飾り高原登山者用キャンプ場で朝を迎えた。
昨日高妻山を下り、戸隠から白馬村を超えて小谷温泉まで走り、雨飾荘で入浴後キャンプ予定だった。到着が遅れて日帰り入浴時間を過ぎ、残念と思いきや(◞‸◟)・・・・
(^o^)/森の露天風呂(名湯&リーズナブル(@_@))を教えていただきました。ラッキー
荒菅沢から雨飾山を望む



と云う訳で、昨夜は汗を流して気持良く就寝。登山者キャンプ場にはテントが3張、車中泊の方が45組おられ、寂しがり屋の連れも安心。
雨飾高原登山者キャンプ場

駐車場に水・WC有

支度を済ませ5時前出発です。
今日も天気は良さそう\(^o^)/。登山口から大海川に沿って遡上します。真新しい橋を渡り、10分ほど歩いたところに1/11 400mの指導票がある。
真新しい橋

11分の1 道標

11分の2 800m進んだ道標

400m毎のこの道標を頼りに進んでいく。2/11 800mまでは沢沿いの平らな道。5:10分、ここから尾根に取り付き山道を登って行く。
11分の3 1200m地点

11/4

ブナ平

3/11 1200m道標はブナの木に貼ってある。進んだ目安になり、ルート確認も出来安心できる。元気な登山者が先行された。1時間ほど登ってブナ平に到着。標高1,450m付近だ。
涸れ沢を渡って 小尾根を越える

荒菅沢が見えた

布団菱と雪渓

小さな尾根を越えると下りになり6/11 2400mの表示がありました。さらに下ると目の下に荒菅沢の雪渓が見えてきます。雪渓の上の方に蒲団ビシの岸壁も見える。
11/6

雪渓を渡る登山者

荒菅沢の雪渓

この絶景スポットで小休止。荒菅沢に下り雪渓を渡ります。谷間を吹き降ろす風が雪に冷やされ気持ちいい。寒いくらいだ。雪解け跡にサンカヨウが咲いている。地元では4月に咲く花だ。

谷を渡り再び登りになる。と、木の下に薄紫の花が目についた。はっと思い付いた。シラネアオイだ。\(^o^)/時期は過ぎたが、ひょっと会えるかもしれないと期待していた花だ。

昨日の高妻山で会えることを期待していたのだが、雨飾山で会えるとは感激だ。23輪だけだが貴重なショットが撮れた。嬉しいし、元気が出た( `ー´)
11/7

11/8

7/11 2800mはガレた登山道の倒木にかかっていた。標高1500m付近、この辺りから道は急登になって来る。喘ぎながら20分ほど登ったところで、山腹に再びシラネアオイを発見。近づけないが、姿を撮る。
11/9

笹平

8/11 3200mが来た、道はさらに急な岩場になってくる。と、今度はシモツケソウが奇麗な花を咲かせている。クガイソウも出迎えてくれて元気をくれる。

9/11 3600m は尾根に上がった岩の上にあった。傾斜も緩みもうすぐ笹平だろう。うえの方が開けてきた。
笹平の花畑

笹平分岐

11/10

7:55分笹平へ到着。大休止。周りはお花畑が広がる。吹く風がやや強く下の雪渓から雲を運び上げている。タカネナデシコ、オオバギボウシ、ハクサンフウロ・シモツケソウ・テガタチドリ・マルバダケブキ・イワオウギ・ウラジロヨウラク等のお花畑を楽しみながら10分ほどで新潟側の登山道の笹平分岐に出た。
帰りに撮影した笹平から雨飾山

ガスで山頂は見えないが目の前に70mぐらいの壁があるはず。再び急登に取りつき、最後の登りを頑張る。登るにつれ、空が抜け、青空が見えてきた。
源頭部から荒菅沢の俯瞰

頂上直下の花畑

糸魚川方面が見え出す
2等三角点「雨飾山」

バックにアルプスが浮かぶ


アルプスを撮る吾人



登頂記念
8:45分登頂です。雲が流れて、時折絶景が広がる。西側には後ろ立山連峰が稜線を引いている。東に金山から焼山・影火打?に伸びる山々が見えている。
後ろ立山連峰

白馬三山

白馬乗鞍 小蓮華 白馬岳

名物 顔に見える登山道

眺望を楽しんで、9:10分下りに向かいます。美人の顔に見える登山道を笹平分岐・笹平へと来た道を下る。9:40分笹平から振り返り、雨飾山へお別れ。岩の急降下に移ります。次々にお昼登頂を目指して登って来られ、さすがに100名山だと思う。
東峰から西峰を望む

西峰から東峰を望む

金山から焼岳・影火打へ延びる稜線

気温が上がり陽射しが強く、とても暑くなってきた。熱中症になっている方も見られた。下の雪渓に降りれば体を冷やせるだろう。山での無理は禁物。今日はお二人熱中症の方がおられた。
笹平分岐へ下山

登山道が雪渓を横断してる

布団菱の岸壁

雪の下からフキノトウ

雪渓は巨大なかき氷

ゆっくり下り荒菅沢のシラネアオイをもう一度見、雪渓に降りた。
表面が汚れているので、久しぶりにスイスアーミーの出番。下層の雪はきれいな氷状態、ナイフで砕き、ボトルに投入、おいしい氷り水になった。
11/6へ下山

布団菱の残雪

雨飾山見納め

ブナ平へ下山

11/2へ下山

ミズバショウの木道を返る

ルート説明版
登り返して小尾根を越えて11;50分ブナ平へ帰った。小休止を入れ、さらに来た道を下る。
2/11大海川の河原まで降り、後は平たんな木道を橋を渡って12:50分キャンプ地の駐車場へ無事到着した。登り4時間、下り4時間の登山でした。
無事登山口へ下山
帰りに雨飾荘の温泉で汗を流してゆっくり安全に津山を目指します。
7月遠征も何とか無事に終了、結局4座登頂。トータルログは⤴5,013m ⤵4,992m 47.8㎞ 79,986歩でした。

雨飾山花のギャラリー





トータル投稿211
4日間お付き合いくださり、ありがとうさんでした
又お付き合いくださいm(_ _)m