2017年7月25日火曜日

2017.7.17~20(月~木) §Ⅱ浅間山(黒斑山2,404m)遠征登山

2017.7.1720(月~木) 四阿山(2,354m)浅間山(黒斑山2,404m)高妻山(2,353m)雨飾山(1,963m)遠征登山 


18() 曇り 18℃ ↑1,151m ↓1,212m 14.3㎞ 26,958歩 8:42
5:00浅間山荘→6:10の鳥居→7:15火山館7:257:35湯の平口分岐→8:40トーミの頭分岐→8:55黒斑山→9:40蛇骨岳→10:7仙人岳→10:40Jバンド→11:40湯の平口分岐→11:50火山館昼食12:3013:40一の鳥居→14:10登山口⇒上信越自動車道小諸IC⇒黒姫野尻湖IC16:30戸隠キャンプ場泊

§Ⅱ 浅間山外輪山周回
浅間山は有名な活火山、今もレベル2の噴火警戒状態。火口周辺2㎞は立ち入り禁止だ。
リサーチしてみると、山頂の前掛山には登山できないが、外輪山を周回するコースがあるようだ。



前日四阿山から移動し、天狗温泉浅間山荘のキャンプ地で目覚めた。3時半から起きだし、朝食を済ませテントを撤収。登山者駐車場に止めて登山口へ向かいます。
浅間山荘

山荘横の登山口


登山届を投函

鳥居を潜って登山届を投函、5時出発です。予定時間を30分遅れ、最後に予定変更の原因になりました。
シモツケ

国有林看板

一の鳥居

シモツケに見送られて沢沿いを遡り、コンクリート橋を渡り、山道に入ります。しばらく登ると浅間山国有林の看板と車回しがあり車はここまでのようです。

広い快適な道をさらに進むと、沢に降りて一の鳥居に着いた。ここで、沢沿いを登り不動滝の上で二の鳥居へ至る道と、尾根をトラバースして2の鳥居へ至る二手に分かれます。
沢は鉄分で濁っている

水場

不動滝

カモシカ

二の鳥居

登りは沢沿いを登ってみることにした。沢水は鉄分で赤く濁っている。15分ほどで水場があり、さらに5分で不動滝に到着する。

水分補給をしていると、連れがイノシシがいるというので早速カメラで撮ろうとするが光量不足でシャッター速度が上がらずボケけてしまった。私が見るとイノシシには見えず、カモシカです。しばらく観察出来たが、まともな画像は撮れなかった。
薪の歩荷協力依頼


古い道標
 滝を登ると二の鳥居、標高1,650m付近。ここから長坂の登り、標高2000m付近の火山館まで1.8㎞の距離。針葉樹と広葉樹の混交林で、明るく気持ちいい登山道だ。火山館のストーブの薪が積まれ、歩荷協力の看板がある。多くは背負えないので、2本ずつバックパックへぶら下げ少しだけ協力。
浅間山が見え出す


牙山






火山ガスが臭う道


火山館到着

林を抜け草原に出ると、お花畑になっている。グンナイフウロが多くハクサンフウロと混在している。クガイソウ・ニッコウキスゲ・キバナノヤマオダマキ・ハクサンオミナエシなど楽しんでいると火山ガスのにおいがしてきた。
浅間山の花
景色が変わりザレた登山道が赤く焼けた沢の脇を登っている。火山ガスが吹き出して少し喉が変。気のせいでしょうか!(^^)!? 見上げると右手に牙山(ぎっぱ)2100m、左側にトーミの頭2,300mの岩峰がそそり立っている。
トーミの頭

牙山

湯の平口から草すべりトーミの頭を望む


開けた笹原を登りあげると、鳥居を潜って火山館へ到着した。薪を下ろしテラスで休憩。7:15分火山館到着、予定を1時間ほどオバーしている。 湯の平口分岐へ10分 7:33分通過。
湯の平口分岐

草すべりから浅間山

草すべりから湯の平を俯瞰
草すべりの急斜面 うっかりしてると転げ落ちますよ・・(@_@。

今日1番の急登に掛かります。ほぼ300m、外輪山の絶壁を一気に登る草すべりの登り。ルートはお花畑で、登りの苦しさを忘れさせてくれるが、油断すると転げ落ちそうな斜面になっている。
やっと稜線へ登った

緊急放送設備

火山監視ライブカメラ
登頂記念ツーショット

ガスに隠れた浅間山

稜線に出るとと外輪山を縦走する道と合流する。車坂ビジターセンターから登ってきた道だ。Liveカメラが浅間山を観測しているピークは黒斑山(2,404m)だ。ガスにまかれて浅間山は見えないが、居合わせたお若い登山者がツーショットを撮って下さった。
蛇骨岳に向かう稜線

浅間山が見え出した

今日一番の白山シャクナゲ

(*^_^*)

嬬恋村を俯瞰

蛇骨岳到着 奥は歩いてきた稜線

外輪山の絶壁

仙人岳に向かう稜線

仙人岳到着

仙人岳 三等三角点「三尾山」


昨日登った四阿山

Jバンドへ到着
 蛇骨岳(2,366m)を通過し2つ目のピークが仙人岳、3等三角点「三尾山」2,319mだ。縦走路はだんだん岩稜に変わり三角点峰を過ぎると岩場歩きになる。しばらく進むと大岩にJバンドとペンキで印がある降り口に着く。縦走2時間、1040分にJバンド到着。後は下りだ。
Jバンドの岸壁 ルートは確りある

Jバンドから湯の平を俯瞰

下ったJバンド

湯の平からJバンドを望む

湯の平から外輪山の稜線

賽の河原分岐
入山禁止

トーミの頭が見え出した

湯の平口へ帰ってきた

Jバンドの岸壁を下り、湯の平のなだらかな林の中を、朝分かれた湯の平口分岐を目指して下って行く。途中厳重に閉鎖された賽の河原分岐が現れる。ここから先の浅間山へは噴火規制で進入禁止なのだ。
火山館のテラスから下りの道
湯の平口から火山館へ下り、テラスでお昼御飯だ。α米の五目御飯と味噌汁のお昼を戴く。火山館を見学し浅間山手拭いをお土産に、12:30分最後の下りに向かう。
古い道標

一の鳥居上の指導標

一の鳥居へ帰ってきた
下りは二の鳥居から尾根道を下りの鳥居に下る。登りで利用した沢筋の道より、コンスタントな傾斜で道も広く、歩きやすかった。一の鳥居到着は13:40分、そして登山口へ降りたのは14:10分。結局9時間の行動時間でした。

予定時間を1時間20分オーバー、草津白根山に移動し・登る時間が無くなった。(◞‸◟)…
なので、計画変更を余儀なくされ、白根山はオミット。
登山口へ無事下山
小諸ICへ下り戸隠キャンプ場を目指すことにした。
後で、車坂峠登山口から周回をしていれば2座登山が十分可能と解り、リサーチ不足を感じています。
やはり余裕を持った計画でないと目標達成は難しいです。

と、云う事で浅間山登山は無事に終え、遠征の最難関高妻山へ向かいます。

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浅間山登山、お仕舞までお付き合いくださりありがとうさんでした

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