2017年12月3日日曜日

2017.12.2(土) 人形仙(1,003m)→霧ヶ峰(1,079m)敗退登山 

2017.12.2() 人形仙(1,003m)→霧ヶ峰(1,079m)敗退登山 
晴 登山口3℃ ↑531m ↓551m 90㎞(内自転車3㎞) 6,298歩? 6:30
8:2040㎞⇒9:20人形仙登山口Ⓟ9:309:45母子地蔵→9:53分岐→10:30人形仙→
13:15 1,046mピーク→14:20撤退地点→14:30作業道出合→15:13林道出合→
15:35自転車デポ地⇒16:00登山口Ⓟ16:2017:20津山着

師走に入って最初の週末、小春日和が期待できそうだ。県境のお山は冬木立の中、明るい登山道が歩ける。初登頂のお山も狙って出かけてみたが・・・・。悪戦苦闘の末、大藪に負けてしまいました・・・(~_~;)
子を抱く地蔵様

20155月以来2度目、パワースポット人形仙の母子地蔵尊を訪ねます。その後人形仙から霧ヶ峰へ縦走する計画です。
まず、千軒から県立森林公園に上がり、管理棟横の舗装林道を人形峠へ向け登って行きます。

公園入口から1㎞程登ると左手に県立公園の看板があり、横に沢が落ちてきている。ここに降りてくる予定。さらに0.5㎞程登って林道の最高地点へ、視界が開け花知ヶ仙が見えてくる。標高950m付近。ここに自転車をデポ。 
林道脇に駐車

登山口

明るい登山道

今朝の雪

高下に祀られる地蔵様

その後3㎞程林道を下り、人形仙の登山口へ、駐車施設はないので路側に止め9時半前に出発です。明るい登山道を県境に向け登って行くと、10分ほどで湿原の分岐に着きます。分岐から右手の丘に向かって5分ほど登ると、母子地蔵が祭ってある高下に着きます。

子を抱く母子地蔵は、1808年に親子を供養して建てられたようで、その由来は興味深い。
お顔が優しく、子を抱く姿がなんとも慈しみ深いお地蔵様です。林道登山口から15分ほどの行程です。林道を通るときには、ぜひ寄ってみてください。一見の価値があります(^O^)
お地蔵様から人形仙の肩

高清水高原から三国山を望む

花知ヶ仙から泉山

湯岳方向

母子地蔵を俯瞰 
お参りをして引き返し、先ほどの分岐から尾根に取り付く。登るにつれて視界が広がり、上斎の山が一望できます。登り切ったところが人形仙の肩、ここから稜線を巻くように登り山頂到着です。歩き始めて1時間の登山でした。
肩から山頂方向

鷲の巣?

山頂

3等三角点「人形仙」

3等三角点「人形仙」1003.8mがある山頂は、切り開かれた広場になっているが、眺望は無い。今日はここからが核心部・・・( `ー´)
 
大山が見えている

藪漕ぎ 最初はまばらだ

段々藪が深くなってくる

目の前しか見えなくなる

稜線に沿って藪に突入していく。最初の内は藪の薄いところでコースを見定めながら進んでいくが、だんだん藪が深く視界がなくなる。最初の目標1046mピークに向け焦らず確実に進む。
1320分やっとのことで最初の目標地点付近に到達。標高点があるが身動き出来ない体勢で、探せない。藪漕ぎ始めてすでに3時間近くを要している。縦走路の中間地点手前でこの時間。遭難がちらっとよぎる。

同じ状態が続けば明るいうちに縦走出来そうにないない。心配しても状況は変わらない。前に進むよりしょうがない。さらに1時間。進んだ距離は200m程・・・(*_*)!!

この1時間はまさに藪との闘い。竹の上や間を這いつくばって進んできた。足を踏み抜くと網目のような竹に絡まれ抜き差し出来ず、1歩進むのに難儀する状態が続いている。14時過ぎ藪の中で休憩、どうするか思案。



まだお昼も食べてないので、ゆで卵と、非常食のクラッカーを食べる。今日は昼過ぎには下山予定。お昼は車に積んだまま・・・(._.)

15時までに目途がつかないと明るい内に下山できない。15時まで頑張って進んでみるか、ここから林道へ向け下るかだ。先はあと1㎞程。1時間進んでも同じ状態ならとても着かないだろう。体力も消耗している、ここから下りに向かうことにする。
 
作業道で一休み

林道へ降りた

下り始めてすぐ沢筋へ出た。急な斜面だが何とか降りられそう。沢を下ると下に作業道が見えた。植林が稜線近くまで伸びて、作業道が続いていた。下り始めて10分ほどで植林帯へ逃れたので安心した。

植林帯を下り、下の林道へ15時過ぎに降り立った。撤退を決めてほぼ1時間でした。
後は林道を自転車デポ地点へ1㎞程登り、自転車で再び下って駐車地へ16時に帰着した。
公園まで2㎞のデポ地点


花知ヶ仙が見えている

あのまま稜線を進んで体力を消耗し、暗くなれば遭難も現実味がある。恐ろし~(>_<)・・・
藪漕ぎ。甘く見積もると跳ね返されます。厳しい教訓を戴きました。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

反省: 藪漕ぎは状況によっては1時間・200m程しか進めない。
     現地で早めに判断。予定に拘らず状況次第で早期撤退も視野に入れる。
     エスケープルートを考えて置く。
     裁ちバサミは強力なものを用意する。
     カメラや、ぶら下げているものはバックパックへ仕舞う・・・等
林道から望む 未踏峰で残った霧ヶ峰付近

何時かリベンジするぞ 
今回はレンズキャップを紛失高い授業料がかかりました・・・(×_×)
縦走した記録もあるコースですが、管理人には厳しすぎた。まだ修業が足りません。
今日もお山で遊べ、満足な1日になりました・・・\(^o^)

 

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